YouTubeをやってみた

お疲れ様です。

静岡の税理士、浅原です。

以前から、やってみようとは思いつつも、なかなか手を出せなかったユーチューブについて、

このお盆の休みを利用して、やってみました。

ユーチューブ投稿に関する感想を書いてみます。

しゃべるのって、こんなに難しかったっけ?

しゃべる難しさ

撮影機材など何もない中で、手持ちのスマホ一つでやっていたので、

映像のクオリティは言うまでもありませんが、撮影した映像を見ながら感じたのは、

「わたし、いつもこんなにたどたどしい話し方してたのか」というがっかり感です。

一言でいって、むごいです。

普段、ひとりで仕事をしているせいか、会社勤めをしていた頃に比べて、

極端に会話が減っているということは自覚していました。

それでも会社勤めをしていたときは、こんなしゃべり方していなかったと思うのですが・・・

税理士として独立してからの10年ちょっとで、こんなにしゃべりが劣化してしまうとは・・・

自分で撮った映像を見返しながら、「こりゃ要リハビリだな」と。

投稿前の段階では、ユーチューブは「情報発信のひとつ」と位置づけていましたが、

画像の編集中に、「失われた身体機能を取り戻すためのリハビリ」という位置づけに変更しました。

この先も、ヘンテコなしゃべりの税理士が、中身スカスカな投稿を続けると思いますが、お許しください。

(先にお詫びしておきます)

記録に残る難しさ

しゃべることを難しくしていることの一つに、「ネット上に記録として残ってしまう」という点があります。

普段のお客様との会話でも、もちろん、会話の内容は「お客様」と「わたし」の記憶に残りますし、

できるだけ記憶に残るように、意識してしゃべっているつもりです。

しかしこれが、正確な再現が可能となる「記録映像」として残る、となりますと、

かなりしゃべる内容に影響がある、と感じました。

投稿の一節の中に、「高校生の頃、パチンコにはまっていた」というくだりがあるのですが、

当然良くないことなので、「これって、はっきり言わない方がいいのかな」という迷いが出てきて、

そのとたんに、しゃべりがおぼつかなくなりました。

結局は、中途半端な言い換えをしてお茶を濁す、という、クソつまらない場面となりましたが、

同時に、こういうことに慣れていないわたしにとっては、

「言っていいことダメなことの線引きができない」、ということに気付きました。

線引きができないうちは、そういうジャンルには触れない、ということになるのでしょうけど、

これについては、線引きの判断に慣れていくしかないのでしょう。

フリートークの難しさの一面を見た気がしました。

自分を晒す難しさ

映像では、ユーチューブ投稿の目的について、

「新しいことに手を付けてみたかっただけで、投稿そのものが目的だ」

という趣旨のことを語っています。

それは紛れもなく本心なのですが、当然ながら、その本心の周辺には、

「仕事の獲得」という、自営業者にとっては無意識下の行動方針があります。

できうる限り自分の行動は、仕事の獲得につながるようにしておきたい、

という願いです。(脅迫観念に近いかも)

そういったこちらの事情はあるものの、ほかの税理士の投稿のように、

見やすい資料、作りこまれた編集、磨かれたしゃべり、といった武器がわたしにはありません。

あるのは、この圧倒的なビジュアルくらいなのですが(みなさん、笑うところです、さあ笑いましょう)、

そのビジュアルも、使い古しのスマホのレンズでは、見ている方にお届けできません。

最後に残るのは、「自分を晒す」。

ただただ、素の自分を晒すのみ。

撮影する前はそう思っていたのですが、いざ、スマホにむかってしゃべり始めると、

「自分を隠そう」としている自分自身に気付きます。

そうだった、自分を晒すのって難しいんだっけ、と。

よくよく自分の内面を観察すると、スマホを向けられた時点ですでに

「ガードを上げた状態」になっているんですね。

普段、お客様と接するときは、「ガードを下げた状態」で接するように意識しているのですが、

「ガードを上げる」というのはほぼ無意識状態で行われてしまうので、厄介ですね。

カメラの前でガードを下げる、というのは、これもやはり慣れが必要なのだと思います。

チャレンジに対する見返り

出来上がった映像は、まったくもってひどい物でした。

内容は他の投稿の丸パクリです。

それでも、撮って切って、つなげて差し込んで、最後にアップロード、という一連の投稿作業は、

かなり時間と労力を使いました。

経済的な見返りは、ゼロです。

てか、マイナスです。

でもそれを上回る、「自分との約束を守ったぞ」という満足感を得られました。

「いつかは動画投稿やってみよう」と、以前から思っていましたので。

完全なる自己満足です。

それでも、

燃料補給からメンテナンスまで、すべて自分ひとりでやっていくフリーランスという生き方においては、

自己満足というエッセンスは、とても重要です。

満足感が得られる限り、ブログもユーチューブも続けていきます。

昨日の仕事

  • 3本目のユーチューブの投稿