お疲れ様です。
静岡の税理士、浅原です。
「最近、会っていないから」という理由で、私との面談を希望される方が、たまにいます。
以前からたまにありましたが、先日もありました。
ほぼすべて、金融機関の方です。
特に、話し合うテーマのない面談ですから、話は弾みませんし、沈黙時間も長いです。
ところで、私は日ごろから、金融機関に対しては、
お客様のことで資金ニーズが出てきたときには、すぐに相談できるような体制をとっています。
「金融機関対応」をウリのひとつにしている私としては、金融機関とは、仲良くしていきたいので。
しかし、金融機関とのお付き合いの中では、
上記のような「テーマのない面談」を求められることが意外と多く、
また「急な訪問(「ちょうど近くを通ったから顔出しました」みたいな)」の頻度も多いので、
独立12年目にしてようやく、これは何とかしなければならない、と感じました。
このことについて、書いてみます。
金融機関側の事情
テーマのない面談を組まれるのは、完全に金融機関側の都合によるものです。
少なくとも私には、そんな面談による時間の浪費を望んでいないので。
そもそも、日ごろから、各金融機関の知り合いには電話連絡していますし。(いまだにメール禁止の金融機関が多いのは参りますけど)
そもそも、金融機関の担当者だって、忙しいでしょうし。
それでも、忙しい時間の合間を縫って、これといって話すこともないのに会いに来る、というのは、
「会う」ということ自体が、彼らの業務のひとつなのだろうと推測します。
お金を貸した先が、しっかり稼いでいるか、悩んでいないか、健康状態は良好か、などの
情報収集の一環なのだろうと思います。
私の事情
しかし、私としては、その面談のために1時間ほどを浪費するはめになるのですが、
この1時間が、私にとっては非常に重要です。
このブログを始めてからというもの、常に時間に追われるようになってしまいました。
ブログ1記事を書き上げるのには、私の場合、2時間ほどかかります。
仮に、平日毎日書くとすると(書けてないけどね)、2時間×5日=10時間。
1週間のうち丸1日は、ブログを書いていて終わってしまう、という計算になります。
(それでも、ブログを書くのは、思考の整理、自分自身への意識づけ、軸の強化、文章の練習といった自分の能力を高める訓練になりますので、納得しているのですけど)
そんな私からすると、テーマのない面談は、断りたいものの筆頭です。
私がはっきり断れなかった理由
そういう風に感じながらも、
結局、面談を断れずにいたことについて、自分の内面と向き合ってみると、
自分の中に「下心」があることに気づきました。
この担当者と仲良くしていれば、お客様を紹介してくれるかもしれない
この担当者と仲良くしていれば、収益物件を紹介してくれるかもしれない
私自身、ビジネスマンの一人ですので、本業の税理士業では、常にお客様との出会いを探しています。
しかし元来、自己PRが苦手な私としては、
積極的に金融機関に営業をかけていこう、という気分にはなれません。
実際に、独立当初は、金融機関への売り込みもやっていましたけど、
一定の成果はあったものの、
自分を売り込むということにエネルギーが湧いてこなくて、結果、続きませんでした。
そんな中、これと言って営業努力もしていないのに、相手に対して成果だけを期待してしまうのは、
まさしく下心でしょう。
あわよくば・・・
ひょっとして・・・
そのような下心は、自分の望んでいないものを引き寄せてしまいます。
そこには、積極的な行動も、明確な意思もないからです。
実に人間くさい下心ですが、経営をしているならば、下心は捨てるべきでしょう。
自らの意思と行動によって、道を切り開いていくのが経営ですから。
下心で期待していた成果が、運よく手に入ったとしても、それはそれ、割り切って考えるべきでしょう。
そもそも、そのような成果に再現性はありませんから。
まとめ
下心が、望まないものを引き寄せる、ということについて、書いてみました。
今後は、下心に伴う無駄なものは、しっかり見極めて、切り離していきます。
ひとつずつでいいので、自分の軸となるものを、固めていきたいと思います。
昨日の仕事
- 清水区のお客様の月次データの確認
- 新型コロナの事業復活支援金の申請サポート
法人だったら上限100万円、というのは、やはりでかい
お客様も、「マジで助かるよ」と。
- 夜に空手
元黒帯のK選手に、組手でボコボコにされる
K選手のローをまともにくらい、右内腿が痛くて、まともに歩けない
左わき腹へのボディブローと、右わき腹への膝蹴りによる痛みで、服を着るのがつらい
しかし、それでも空手が楽しい。
困ったことに。