「それってダサいな」と感じた人たち

お疲れ様です。

静岡の税理士、浅原です。

日々、ビジネスをしていますと、目の前にいる人の考え方や行動が、

なんとなく「ダサいな」と感じることがあります。

だいたいそれらは、一見さんやたくさんいるスタッフのひとりとか、

たまたま私がその場に居合わせただけの人たちなので、

まあ特段、業務に支障はないのですが。(ある時もありますが)

今日は、自戒も込めて、ダサいと感じた人や行動について、書いてみようと思います。

機械に話しかけるのは、ヤングでナウい時代

威嚇によって相手をコントロールしようとする人

私が接する業界だと、不動産分野と法律分野で見かけます。(特に不動産では、「いまだに主流なのか?」と思う時があります)

前に比べて、総数は減ってきたように感じるものの、根強く生き残っていますね。

近年では、直接的な威嚇(大きな声を出す、賠償請求をちらつかせる)は減ったものの、

間接的な威嚇が増えてきたように思います。

最近私が受けた間接的な威嚇というと、

「意図的な沈黙時間を作り出す」、

「低姿勢な質問にも答えない」、

「今後は入居者を紹介しない」という脅し、

「(どちらも選べないと言っているのに)無理やり選択肢を決めさせる」

最終的には、こちらが服従する姿勢を示し、上下関係を自覚させて終了、という感じですね。

どんな場面であれ、「相手も私も、意思決定は自由でありたい」と思っている私からすると、

「いまだに昭和のやり方を信望しているみたい、ダッサー」と感じます。

お金を払う方が偉いと思っている人

いまだに、よく見かけますね。

店員さんに横柄な態度をとる人や、親切にしてもらっても「ありがとう」の一言が言えない人。

こういう人たちが、「偉い」と思い込んでしまう根拠は、

「多くの選択肢のなかから、あなたを選んであげた」という点にあるように思います。

しかし、気付いてほしいのですが、サービス提供する側からは

「たとえ大金を積まれようが、あなたとは取引しなくない」という人もいるわけですね。

つまり、お金を払う方も、受け取る方も、立場は対等ということです。

商売の形態が、不特定多数のお客様を相手にする場合でも、特定少数のお客様相手の商売でも、

お互い対等、という点は全く変わりません。

相手が攻撃しない(する気がない)ことを知ったうえで、その相手を攻撃する人

「立場上、相手は反論できないし、向かってくる気もない」と知ったうえで、

相手をサンドバック状態にする人がいます。

ダサいし、きたないですよね。

そういう状況になるには、何らかのいきさつはあったと思うのですが、

とはいえ、見ていて明らかに「勝負あり(というか、相手にはそもそも戦かう気がないのに)」

という段階になっても、執拗にサンドバックを打ち続ける姿勢は、ただただ不愉快です。

情報を独り占めしたり、自分に都合よくコントロールしようとする人

これも不動産分野に多いです。

私が遭遇するのは、売買仲介の場面が多いですね。

たとえば、不動産売買の場面では、買い手は、

当然問題のある物件は買いたくない(もしくは値段に反映させたい)ので、

あらゆる角度から質問しますし、それが当然のことです。

それに対して、仲介会社は真摯に回答する義務があるのですが、

仲介会社としては、売買が成立しないと手数料が入ってこない、という立場にあるため、

買い手と仲介会社は、目線がずれます。

その結果、

「ネタは握っているけど伝えない」、

「買い手の勘違いをあえて訂正しない」、

「質問されなかったから答えない」、

「架空の競争相手をでっちあげる」ということが、横行します。

もうそういう時代じゃないでしょー、と言いたい。

あと、会計事務所絡みでもありました。

「現在、お付き合いしている会計事務所さんの対応に不満があるので、今後、浅原さんにお願いしたい」

とおっしゃってくれたお客様がいらっしゃって、

そのお客様と業務引継ぎの打ち合わせをしているときに、

「今の事務所の所長が怒って『別の事務所に切り替えるなら、預かっている資料は返さない』と言ってきた」と。

ダサいにもほどがある、と思いました。

取引相手が楽をすることが許せない人

お客様と打ち合わせをしながら、お互いの事務作業の効率化について進めていたある日のこと、

引退したばかりの先代社長が、削減する事務作業の話を聞いて、

「そんなことしたら、税理士が楽しちゃうじゃん。税理士に楽させちゃだめだよ」

と言っているのが、聞こえてきました。

残念なことに。

先代社長が現役の時は、仲良くやらせてもらっていたつもりなのですが、

「私のこと、そんな風におもっていたの?」と、そこそこ心にダメージを残しました。

当事務所のお客様のことなので、ダサいとは言いませんが、

「いまは、そういう時代じゃないですよ」と伝えたかったです。

「ダサい」とは、「自分のダサさに気付いていない人」

何に価値を感じるか、自分はどういうことに重きを置くのか、というのは、人それぞれなので、

上記のような行動や考え方に価値を感じることを、否定する気はありません。

私はただ、そういう人たちからは、距離を置くだけです。

外部からの働きかけで、相手の内面を変える、ということは、

とても難易度が高いですし、それは私の役割ではない、と思っているので。

「自分のダサさに気付いている人」ならば、

今後の行動の変化によっては、仲良くなれるかもしれませんね。

わたし自身も、自分で気づかないうちにダサいことしちゃってる可能性も、

無きにしも非ずですし。

「自分自身を振り返る視点」は、忘れずに持っておきたいものです。

昨日の仕事

  • 葵区瀬名のお客様の月次データ確認
  • 清水区江尻東のお客様に会計報告

久々に部門管理をすることになるかも。

  • 新たに買った物件のリフォームプラン作成

現地で室内チェックをしているときに、ゴミ散らかってんな~と思ってよく見たら、チョウバエ1000匹くらいの死骸が散乱していることに気付き、気を失う。虫が超苦手。