お疲れ様です。
静岡の税理士、浅原です。
意外でしたが、経営者には、占い好きな方が多いようです。
昨年、お客様から、お身内の方の占い鑑定を依頼され、
先日、鑑定結果をお伝えしました。
その身内の方は、ご自身でビジネスをされていて、
今年新たに3店舗目のお店を出店する予定がある、とのこと。
鑑定の結果、その方の今年の仕事運は「大凶」でした。
占いでわかること
私が使っている占いは、紫微斗数といいまして、
その中でも流派によって、いろいろな鑑定方法が存在します。
私の場合は、主に欽天四化派と飛星派と言われる理論を用いて鑑定しています。
そして、この2つの流派に加えて、
星曜派といわれる星の象意を読み取る方法を加味して、判断するようにしています。
欽天四化派では、次のようなことがわかります。
- 前世から持ち越されてきた現世におけるテーマ
- 前世で遺恨となったテーマ
- 現世での自分の思考パターンや行動傾向、得意、不得意
- 現世での人間社会との関わり方
- 成果の上げやすい分野
- 財産を形成できるか
- 適職は何か
- 家が持てるか
- 結婚できるか
- 子どもを授かるか
- その他いろいろ・・・
主に、「人と事柄」、「人と人」とのご縁を見ます。
また、飛星派では、
10年単位、1年単位、月単位で、テーマごとの吉凶判断や傾向を見ていきます。
冒頭のお身内の方については、今回は飛星派による吉凶判断で、
今後の仕事運の隆盛を見させていただきました。
お伝えしたのは、次のようなことです。
- 寅年の今年の仕事運は、はっきりと「凶」と出ている
- おそらく、それに伴うものとして、「活動的」や「摩擦」、「思い悩む」「優柔不断」「力が弱まる」といった星も巡ってくるので、総じて、「落ち着かない、何かとあわただしい年」になりそう。
- 予定されている新規出店は、特段の事情のない限り、予定どおりに進めるべき。新規出店には、立地のよいテナント、オープニングスタッフ、売上が少ない時期を支ええる潤沢な資金、経営者のモチベーションなど、諸々の条件が揃わないと実現できない難易度の高いことなので、今が新規出店のチャンスと見たならば、前に進めていくのがよい。
- 鑑定結果の「凶」については、小さな違和感やささいな感情の変化にも気を配って、注意深く出店計画を進めるのがよい。トラブルも早い段階で対処できれば、「小難」で済むことも多い。「大難」になる前に手を打つ、という姿勢であれば、凶意の影響は少ない。
- 翌年の卯年は、良い運勢が巡ってくる。寅年のゴタゴタは、きっと寅年のうちに収まって、翌年には、出店した店舗でも利益が出る状態になるのではないか。
まあ、言ってしまえば、占いがどうこうというよりは、
通常のビジネスの心構えについて語っただけ、という感じです。
吉凶判断
世の中には、吉凶判断なるものがたくさんあります。
吉凶判断の根拠も、占いによっては、あまりに論理が飛躍しすぎて、
脳が受け入れられない場合もあります。
そもそも、占いの結論と現実世界の結果について、
その連動性を証明することなど不可能です。
とするなら、要するに吉凶判断というのは、
当事者の、信じる信じない、気にする気にしない、という次元の話題にすぎない、
ということです。
私の場合、吉凶判断は、次のように利用しています。
- すでに決定している事項についての吉凶判断
・・・結論は受け入れつつも、基本は気にしない
- 決定の手前で迷っている事項の吉凶判断
・・・自分の本心と向き合った結果、「やってもいいしやらなくてもいい」となった場合に限り、吉ならやる、凶ならやらない
- 行動計画には上がっているものの、実行のかなり手前にあり、まだ迷ってもいない事項
・・・吉なら、やる方向で考える。凶なら、他の事項を優先する。
基本的に、決定事項については、占いの出番はありません。
そうあるべきだと思います。
すでに実行に向けて動いている事案について、
占いの結果が悪かったのでストップさせる、となったら、
関係者からは信頼を失うでしょう。
次にチャレンジするときには、もう協力を得られないでしょう。
ビジネスにおいて、関係者から協力を得られない、というのは致命的です。
いくら占いが好きだといっても、
優先すべきは、現実世界を生きる人間同士のつながり、であることは間違いありません。
まとめ
数名の占い好きのお客様から、鑑定を依頼されていますが、
本業が忙しくて、なかなか鑑定に時間がさけません。
しかし、お互いに占い好きということもあって、
上記の吉凶判断や星の読み取り方などを話していると、
あっという間に時間が過ぎて行ってしまいます。
話題としては、占いはとても楽しいものです。