税理士と紫微斗数。自己分析にはちょうどよい

お疲れ様です。

税理士の浅原です。

現在、相談業務に活用するために、紫微斗数という鑑定方法を勉強しています。

すでに、鑑定作業にも取り掛かっており、一月に2人分くらいを鑑定するペースでやっています。

私が、プロの占い師であれば、バンバン鑑定をこなして、経験を積んでいけばいいのですが、

あくまで本業は税理士であり、占い師になるつもりはないので、

鑑定は、今後も本業にプラスアルファ程度にとどめておこうと思っています。

紫微斗数という占術は、数ある占いの中でも、

鑑定する項目が具体的で、自己分析やビジネスに応用するにはちょうどよい、

と感じています。

また、霊感のようなオカルトチックな能力?も必要ないので、

私みたいに霊感ゼロの人間でも、星の象意を読み取ることができれば、

吉凶判断に役立てることができます。

今日は、この紫微斗数について、書いてみようと思います。

焼津神社の続きです

紫微斗数との出会い

紫微斗数とは何ぞや、ということの説明については、

ネット上に情報がたくさんあるので、そちらに譲ります。

簡単にいうと、中国が発祥の地で、

十二のカテゴリーを表すマスに、一定の法則に従って星を配置して、

さらに、その星を移動させながら、カテゴリーに沿って傾向や吉凶判断を見極めていく占術になります。

私が初めて、紫微斗数に出会ったのは、平成27年、

税理士として独立したあと、すぐに他の会計事務所を引き継ぐことになり、

引き継いだものの、事務所の運営が全然うまくいかずに、困り果てていたときのことでした

現状を打開するためのヒントを得たい、と考えていた時に、

「そうだ、気分転換も兼ねて、占いに行ってみよう」と思い、

ネットで良さそうな占い師さんを探していると、私の住所のすぐ近くで見つかりました。

これは何かご縁があるかも、と思い、さっそく連絡をとって行ってみました。

もともと私は、スピリチュアルなものに興味があり、

占い師さんに占ってもらうことが、よくありました。

いままで鑑定してもらったのは、四柱推命、タロット、九星気学、霊感などです。

そして、今回、近所の占い師さんが使っていたのが、紫微斗数でした。

紫微斗数の資料(命盤)を始めてみた時、こりゃなんだかすごそうだな、と思ったのですが、

同時に、意味は分からないにしても、命盤の上には、多くの情報が表示されていて、

「この情報を読み取ることができれば、今後は自分で自分のことを鑑定できるようになるかも」と思い、

占い師さんに、鑑定結果そっちのけで、どうしてそのような鑑定結果になるのかと、

結果を導くための思考過程について、しつこく質問した覚えがあります。

立派な像です。
由来はわかりませんが、背景と相まって、
重厚な雰囲気があります。

私の鑑定結果はどうだったのか

一言でいうと、「悪い」でした。

「あなた自身に能力はあるものの、難儀な人生になりそうだね」ということでした。

当時は、前提となる紫微斗数の知識はないものの、

差し出された命盤に、矢印がたくさん書き込まれているのをみて、

「確かにややこしそうだな」と感じました。

こんな感じの、ごちゃごちゃとした表が
紫微斗数の命盤です

いまならば、自分の言葉で、どのように悪いかを説明できます。

まず、私の命宮(自分自身の性格や人間性を見る宮)に、生年化科、生年化忌が配置されています。

化科星は、情に流されがちで、他人の評価を気にする性質をもっています。

そして、化忌星には、囚われ、執着、こだわりという性質があります。

この2つが合わさって、私は、

「やたらとこだわりの強い、頑固な奴で、

そのくせ、他人の目や、他人からどう思われているのかを気にしがち」という、

非常にめんどくさい性格であることがわかります。

(実際、そのとおりでした)

もっとも、これだけならば、ただのめんどくさい奴、で済みます。

しかし、困ったことに、私の命宮にはさらに、自化科、自化忌も、ついてきました。

自化科、自化忌は、簡単にいえば、トラブルの象意です。

前述の生年化科、生年化忌と組み合わせて解釈すると、

「自身のこだわりや、他人の目を気にしすぎるところが、行き過ぎてトラブルに発展する」

というように解釈できます。

ひとことで言うなら、「生きにくい性格をしている」ということです。

実際のところ、そのころまでの私は、人間関係に非常に強いストレスを抱えていて、

解決することも、解消することもできずに、自分自身の性格を持て余している状態でした。

最近の子は、ブランコに乗ったときに、
背中を押されるのが嫌みたいです。
私が背中を押してやると、二人とも、
「やめろ!ブッコロすぞ!」と言ってきます。

不動産運は良好だった

全般的に、苦しい人生になりそうな私の命盤でしたが、良いところもありました。

不動産運です。

不動産運を見極めるのが、田宅宮というマスになるのですが、

そこには生年化禄星が配置されていました。

化禄星は、財産の象意があります。

見ると、数え年35歳からの10年間が、不動産運の良い時期にあたるようです。

このブログでも書いてきましたが、

私は資産背景ゼロの状態から、賃貸マンションを所有することができ、

現在も安定的な運営ができています。

最初に賃貸マンションを購入したのは、平成23年だったのですが、

それは、数え年に換算すると、ちょうど35歳のときでした。

そういう奇妙な一致があるのか・・・、と、

何か不思議な生き物を見つけてしまったかのような高揚感を感じていました。

立派な石碑が並んでいます。
一見の私には、よくわかりませんが、
何か由来があるようです。

きっとこれは役に立つ

もし私が、この鑑定結果をもっと早く知っていれば、

好条件にも関わらずビビッて買い逃した物件も、きっと勇気を出して買うことができたでしょう。

とくに、自分自身の性格に関しては、もし20代のうちに把握していれば、

サラリーマンは将来独立するまでの腰掛けだ、と割り切って、

人間関係に執着しないよう気を付けて過ごせたと思います。

また、独立して会計事務所を引き継いだ後も、

事務所内の人間関係に巻き込まれるのではなくて、

私自身が力を発揮できる環境というものを、意識して作っていくことができたと思います。

(引き継いだ会計事務所の立て直しには、結局間に合いませんでした。

その会計事務所は、他の税理士に譲りましたが、最後まで人間関係に煩わされました)

トラブルに翻弄されている最中、というのは、

なかなかトラブルの本質や原因を客観的に見る、ということは難しくなります。

私自身も、人間関係に翻弄されているときは、100%相手の方に問題があり、

私の性格や人間性がトラブルの一端になっている、とは思いもしませんでした。

現在は、私も自分の傾向を把握できていますので、

身の回りでトラブルに遭遇したり、小さなことが大きなトラブルに発展する、という事態は、

避けることができていると思います。

自分のことを知っておく、というのは、人生をより良く生きていくうえで、

また、特にビジネスを成功させるためには、極めて重要なのだということを、日々実感しています。

秋も深まってきました。
あっという間に、年末がやってきそうです。

まとめ

この占術を身につければ、きっと人生の役に立つ、と思い、

それからは紫微斗数の本を買っては読んで、買っては読んで、と知識を蓄えてきたつもりですが、

自分以外の命盤を目にすると、非常に解釈に悩みました。

やはり本で読んだ知識だけでは、言葉や概念の正確な理解ができないし、

知識の隙間が思っていたよりも、多いです。

そこで、現在は、近所の占い師さん(この人が本当にすごい!)に教えを乞いながら、

少しずつ鑑定作業を進めています。

たまたまなのか、何なのかわかりませんが、

私はお客様から、税務相談以外の相談ごとを受けることが多いので、

今後は、この紫微斗数鑑定も、当事務所の正式なサービスとして取り組みながら、

相談に応じていこうと思っています。