こんにちは、税理士の浅原です。
月曜日は、体が重いですね。
私の場合、土曜日曜は仕事はお休みにさせてもらっていますが、自宅では、家事と子どもの面倒に追われて、だいたい休めません。子どもはこちらの言うことを、ほとんど全面的に聞いてくれないので、何をするにも時間が5倍くらいかかります。
時間やパワーの消費量は5倍、成果は5分の一です。しんどいですけど、それでも子どもが好きなので、しょうがないですね。
子どもが一緒に出掛けれくれるのも、あと4~5年で終わりでしょうから。

着替えや歯磨きや宿題も、これくらい全力でやってくれればいいのに。
さて、昨年からお話を進めていた農家さんの新規融資の件で、本日、静岡焼津信用の担当者さんと、一緒に農家さんのところに伺ってきました。
静岡焼津信用さんの最終結論は、「1,000万円、返済期間10年、約定返済付きで」というのが限界で、「当座借越で借りたい」というこちらの要望は通りませんでした。
担当者さんも、かなり頑張ってくれたのですが、そもそも当座借越は、金融機関からすると、「既存の、融資取引のある顧客に対して、顧客側の運転資金ニーズに柔軟に応じるための商品」という位置づけものです。
初回の融資取引で当座借越をもってくる、というのは、商品の性質上、無理だったようです。(保証協会が当座借越枠を保証してくれるならば、おそらく金融機関側もオッケーなのですが、一次産業の運転資金には、保証協会は使えないことになっています)
そのあたりの説明を、担当者さんと私とで丁寧に説明させてもらって、そのうえで農家さんに借りるか否かご判断いただきましたが、ひとまず、運転資金は今の手元資金で足りている、ということで、今回は借りないことになりました。
それはそれでいいのですが、もともと今回のアクションのきっかけは、農家さん側でサブバンクがほしい、という点にあったので、このままでは、そのニーズが満たされないままとなってしまいます。
そこで、いざ運転資金が足りない、設備資金が必要だ、というときに直ちに相談できるように、定期積立を始めて、毎月担当者さんに集金にきてもらうことにしました。
新規融資の審査をするなかで、担当者さんもかなり経営に関する部分は踏み込んで調査していましたので、その際収集した情報が、今後、毎月お互いに顔を合わせる中で、経営に関するお話しが出たときに役に立つと思います。
農家さんがいくら相談したくても、相談するのと同時に自分の商売を一から説明しなければならない、となると大変ですから、会話も表面的なものになってしまうでしょうけど、今回の融資審査を通じて、会話のベースは出来上がっているので、お互いに腹を割ってお話できると思います。
まあ、少なくとも、新しい金融機関さんを紹介して、継続的な取引につなげることができた、という点では成功でした。
いつか将来、農家さんの資金繰りに危機が訪れたときに、この橋渡しが役に立ってくれることを願います。

今日の業務は、「確定申告無料相談の研修」「瓦屋さんとの打ち合わせ」「農家さんとの新規融資の打ち合わせ」「屋根工事屋さんの月次データの入力」でした。