忙しいときに心掛けていること

お疲れ様です。

税理士の浅原です。

税理士業の仕事と、賃貸経営での入退去が重なり、忙しいです。

大体、年間通して忙しいのですが、ちょっと今は、手をつけられていない仕事がたまってしまって、ソワソワしています。

年に何度か、今回のようにやむなく仕事を溜め込んでしまうときがあって、そういう時に心掛けていることを書いてみます。

事務所のエアコンのクリーニングをお願いしました。
お若いスタッフさんで、対応がとても丁寧です。
養生もきっちりしてくれました。
エアコンクリーニングは水を使うので、養生命です。

まず、落ち着く

今抱えている仕事が、次の通りです。

「源泉所得税の上半期分の集計」・・・8件(概ね目途がついている)

「月次決算のデータ確認やデータ入力」・・・5件(手つかず)

「月次決算の確認後の報告」・・・3件(報告資料は作成済み)

「急ぎの経営相談」・・・1件

「賃貸マンションの退去後のリフォーム対応」・・・1件

「空室の募集条件の再検討」・・・1件

「マンション敷地内の放置自転車・バイクの撤去」・・・2件

このほかに、自身の事務所の会計データの入力、自身の源泉所得税の納付、仕事用の車のリコール修理など、

自分としては、けっこう余裕がない状態になってきました。(あと、整体に行きたい)

・・・・・・

こういうとき、放っておくと、気持ちだけが焦ってしまって、ひとつひとつの作業に身が入りません。

重心が、肩のあたりまで上がってきてしまっているような感覚です。

この上がってきてしまった重心を、腰のあたりにまで戻さないと、いくら仕事をしようとしても

仕事が手につかない状態になります。

そこで、いつもそういう精神状態になったときは、昔のことを思い出すようにしています。

「独立したあと、めちゃめちゃ忙しいときがあったけど、どういうわけか、きっちり乗り越えられたんだよな」

という過去の経験を思い出して、「だから今回も、たぶん問題ないら」と、

楽観的な気分になるように仕向けます。

心が浮ついているときは、見ているようで見ていない、聞いているようで聞いてない、ということになりがち

なので、意識して心を落ち着かせます。

人への対応は、いつも以上に丁寧に

忙しいときは時間がほしいので、お客様に限らず、人対応全般がセカセカした感じになりがちです。

セカセカした対応をしていると、伝え忘れや渡し忘れなど、「〇〇忘れ」が頻発します。

それ以上に、お相手の方にもこちらの精神状態が伝わって、

意図せずお相手の方が、自粛ムードになってしまうことがあります。

なので、そういうときは、お会いした時点でお相手の方に、

「何時までに帰らないとならない」と、終わりの時間をお伝えしたうえで、

できるだけ話し言葉や相槌を、ゆっくりするように心がけています。

・・・・・・

不思議と、ゆっくり話をしていると、自分の気持ちもゆっくりしてきます。

そして、それはお相手の方にも伝わるようです。

制限時間を念頭に置いてしゃべれば、自然と要点をまとめるようなしゃべり方になるので、

「〇〇忘れ」もなくなって、結果、作業効率を阻害することもなくなります。

洗剤と高圧洗浄で、フィンの中の埃やカビを落としていきます。洗浄作業自体は数分ですが、そこまでの段取りが大変です。

お客様への連絡は、省略しない

お客様からすれば、私が忙しかろうがどうだろうか、必要な仕事はしてほしい、というのが当然のニーズとしてあります。

たぶん、私が思うに、お客様としては、「自分を放っておかれる」というのが一番嫌なのではないでしょうか。

ちょっとした事務連絡でも、メールなり電話なりでお声を掛ければ、

お客様からすれば、「あいつは私のこと、気にかけてくれているな」と感じて安心してもらえるでしょうし、

気にかけているからこそ私も、進まない仕事にオロオロしている、というのが実情です。

忙しいときこそ、お客様への連絡はこまめにすべし、と思っています。

非効率化でも気にしない

業務の効率化は、忙しいときは無理です。

効率化自体に、時間とパワーが必要です。

「時間とパワーを節約するために、時間とパワーを投下する」というのが効率化の作業なので、

効率化を進めるためには、余裕がないとできません。

効率化を考えていたら、全然仕事が進まなくなるので、出たり入ったり、打ち込んだり直したりと、

非効率なことをしながら、一件ごとに確実に完了させることを優先してやっていきます。

プライベートはできるだけ犠牲にしない

プライベートは、犠牲にしようと思えば、いくらでもできてしまいます。

自分が受け入れさえすれば、いくらでもプライベートを削って、仕事時間を作り出せてしまいます。

一時期、そうしていたときもありました。

ただ、人生を通じて取り組もうとしている事柄で、命を削ったり健康を損なっていては、

とても長続きしないと思います。

それに、家族の理解や支援を受けられない事柄には、やはり長期に渡って取り組むのは難しいと感じます。

税理士業も賃貸経営も、長く取り組もうとするなら、自身の健康と家族の理解は、欠かすことができません。

そういう点から、できるだけプライベートを犠牲にして仕事をする、ということはしないように

気を付けています。

この事務所を構えてからの、5年分の埃とカビを取ってもらいました。
スタッフのOさん、雨の中、ありがとうございました。

まとめ

忙しいときの仕事の進め方、として最初に思いついたのが、「業務ごとの優先順位付け」です。

でも、これは当然、皆さん考えるでしょうから、省きました。

私は、仕事が立て込んできたときは、こんなことに気を付けながら、仕事を進めることにしています。