お疲れ様です。
静岡の税理士、浅原です。
私は、今年45歳になる中年男性でして、
サラリーマン社会でいうと、中堅どころに位置するようになってきました。
高齢化が進む税理士業界においては、まだまだ若手ですけど。
それにしても、近年、日々接するお客様や外注業者さんや、金融機関の方も、
私からみて年下の方が、半数くらいに増えてきたように思います。
特に、金融機関の方で、私より年上なのは支店長くらいでしょうか。(※)
(※)お金を借り始めた10年前は、「支店長ってオトナだなー、大金をいとも簡単に動かしてすごいなー」と思いましたが、現状、高校の時のひとつ上の先輩が、私の取引先の信金で支店長をやっているのを見ると、「信金の若手スタッフからは、私も支店長なみのおじさんに見られているかも」と思ったりして。まだおじさんになりたくない私は、複雑な思いに駆られます。
ところで私は、「1年生状態」というものが、
おじさんのアンチエイジングに効果的だと感じており、
好き好んで1年生になるように、自分に仕向けています。
私が思う「1年生」について、書いてみようと思います。
素敵な1年生
現在、45歳児である私は、小学生に置き換えると、39年生ということになります。
しかし、日々私が取り組む仕事や趣味、ライフワークなどでは、
必ずどこかに「1年生」のものが存在しています。
例えば、40歳から始めたフルコンタクト空手も、
フルコンタクト空手の道場生という面では、現在5年生になるわけですが、
道場に通うお子様たちの指導のお手伝い、という面では、2年生になります。
私にとって、1年生にあたるものは、ほかにも次のようなものがあります。
- フルコン空手の地方大会出場者 1年
- 紫微斗数で他者を鑑定 1年
- 今年、税理士として依頼を受けたお客様の顧問税理士 1年
- 今月、購入予定のマンションの賃貸オーナー 1年
ちなみに、このホームページやブログの執筆は、今年で2年生になりました。(※)
(※)無事に進級できたかどうかは、疑問ですが。
1年生というのは、自身の経験を振り返ってもそうですが、右も左もわからない状態です。
税理士としては12年生であっても、初めて接するお客様の場合、
そのお客様に関する情報や経験はゼロですから、
「そのお客様の顧問税理士」という面では1年生でしょう。
フルコン空手にしても、大会に出るのは良いとして、
何を、いつまでに、どのように準備すればいいのか皆目わからず、
日々ネットや動画で調べたりしています。
しかし、その「右も左もわからない」という状態こそが、1年生の特権です。
本当に知らないことばかりなので、自分で調べますし、
調べてもわからないから、知っている人に聞きに行きます。
わからない状態のまま、大会当日を迎えるわけにはいきませんから。
「すみません、私、今回の件、はじめてなのでよくわからないんです。教えていただけないでしょうか」と、
その道の先人たちに聞きに行きます。
本当にわからないことだらけで、教えてもらえないとマジヤバいので、
自然と頭は下がりますし、低姿勢になります。
それが、世間では中堅と言われる年代になった私には、良い刺激になっています。
そして、そういう姿勢で人に教えを乞うと、相手の方から邪険にされることも少なく、
「しょんねえなあ」という感じで、期待以上に丁寧に教えてくださることが多いです。
そして、少しずつ、新たな人とのつながりが出来上がっていきます。
人間関係は毎年1年生
次の点でも、私は1年生です。
- 小学校5年生の女子の父親として
- 小学校3年生の男子の父親として
- 43歳の妻の旦那として
しかし、私は次の面から見ると、昨年も1年生でした。
- 小学校4年生の女子の父親として
- 小学校2年生の男子の父親として
- 42歳の妻の旦那として
同様に、来年も、次のような1年生をやることになるでしょう。(やれないと困る。是非やらせてください)
- 小学校6年生の女子の父親として
- 小学校4年生の男子の父親として
- 44歳の妻の旦那として
思うに、人間関係だけは、毎年1年生です。
前述した、会計事務所の新たなお客様も、やはり1年ごとにお年を召されて、
ビジネスへの取り組み方や熱量、距離感など、年々変化していくでしょう。
そうすると、変化前のお客様と変化後のお客様とでは、完全に同じではありませんから、
こちらの対応も微妙に変える必要が出てきます。
同じ人とのやり取りの延長だからといって、2年生、3年生の感覚で接してしまうと、
大事なことを見落としているのに、気が付かないかもしれません。
1年生の3学期が終わったからといって、本当に1年生のうちに学ぶべきことを学びきれたのかどうか。
社会人になってからは学力テストのようなものはありませんから、検証ができません。
少なくとも、私自身は、「学ぶべきときに学んでこなかった」という思いを強く持っています。
こういう場合は「経験を積んだ1年生」という方が、ぴったりくる感じです。
そして、経験を積んでいても、やはり1年生である以上、わからないことにたびたび(頻繁に?)
遭遇しますから、どう対応するのがよいのか、教えを乞うことになります。
そういう意味では、「新しい取り組みに対しての1年生」ではなかったとしても、
他者と接している限り、「自分は常に1年生である」という自覚を持っておく必要があります。
最後も1年生
「初めての取り組みを開始するときが1年生」だとするならば、
人生はずっと1年生、ということになります。
「最期」だけは、だれしも未経験であり、「初めて」だからです。
「俺、前に命を落とした時は、ほんとしんどかったんだよね」みたいな人は、いませんから。
「私、まだまだ知らないことばかりなので、ぜひ教えて」と、
何歳になっても笑顔で言える人間でありたいです。
昨日の仕事
- 物件購入についての打ち合わせ
司法書士さんの手配、決済場所の確保、火災保険加入など、やることがいっぱい
- 歯科医院での定期健診
歯並びの矯正治療をしているので、定期的な歯のクリーニングは欠かせない
- ニトリでイス購入
同じ型番で、ブラックの割安アウトレット品があったけど、定価販売のオレンジのイスを購入。
昔だったら割安のブラックを即決だったけど、なぜか最近、色合いやデザインのこだわりを優先したくなってきた
- 夜に空手稽古
前期の組手審査が無事終了。
その後試合に向けて組手の練習
またわき腹をやられる。
あと気付かないところで、右足足刀部分を変な当て方したみたいで、またしても、痛くてまともに歩けない状態