情報発信を続ける理由

お疲れ様です。

税理士の浅原です。

ブログと動画投稿での情報発信を続けています。

この1か月は、もっぱらYouTubeの投稿が中心になっています。

情報発信といっても、あまりテーマは絞り切れておらず、

その時々で熱量をもって取り組めることを、そのまま出している、

という感じです。

もともとは、

税理士業の営業活動の一環として始めたことですが、

情報発信の目的も、徐々に変わってきました。

現状、どんな思いで情報発信を続けているか、書いてみます。

誰かひとりの役に立てばいい

基本的に、税理士の仕事は、

閉鎖されたものになりがちです。

税理士には、守秘義務がありますし、

仮に守秘義務がなかったとしても、

お客様とのやりとりは、そうペラペラと公表できるものではないので、

第三者が、税理士の仕事を目にすることはほとんどないはずです

そういう中で、

今まで学んできた実務上の有益(と自分が思っている)な情報は、

わたしとお客様との間だけで共有して終わりではもったいない、

という思いが、以前からありました。

とはいえ、有益な情報といっても、

多数の方にとっての有益、というほどではなく、

わたしがおかれた状況と似たよう状況にあるごくごく少数の方にとって有益かも、

という程度なので、

あまり風呂敷を広げても、空振りに終わってしまいそうです。

そんなわけで、

現状、わたしが行う情報発信は、

「10人が見てくれて、そのうち1人のお役に立てれば成功」

というのを目標にしています。

基本的な能力を高めたい

書く作業や話す作業は、

税理士をしていくうえで、基本的な能力だと思っています。

もちろん、

税理士をやる前から、話すことも書くこともできたのですが、

ここでいう「書く・話す」というのは、

「情報を整理して、相手が理解しやすい形で、順序立てて、出す」

というものです。

これについては、

練習あるのみ、です。

最初から、うまくやろうと思っても、

そうそうできるものではありません。

でも、

繰り返し書いて、話しをするなかで、

少しずつ内容がしっかりしてきます。

いわば、

「体幹が養われてくる」

という感じでしょうか。

逆に、

流れが不自然な部分や、

比喩表現が適切でない部分があったりすると、

気持ち悪く感じるようになってきます。

クオリティを意識した量稽古のなかで、

ほんとに少しずつですが、

これら基本的な「書く・話す」という能力が養われていくのだ、

と実感しています。

自分がどう見えているのか知っておきたい

経営者に限らず、

人と話をしていると、

テーマがあちこちに飛んで、聞く方が疲れてしまったり、

一方的に自分の言いたいことだけ言って、相手が発言する時間をほとんどとらない、

という方も、実のところ多いです。

動画投稿では、

基本的にしゃべるのは自分ひとりですから、

会話にはなりませんけど。

それでも、

編集作業をしながら、話をする自分の姿を見ていると、

「前置きが長くて、いつまでたっても本題に入らない」とか、

「え~~・お~~、を連発する」、

「目線が定まらない」、

「歯が汚い」(ろっ骨折ってしまって、歯科クリーニングに行けてないから)など、

いろいろ気づくことがあります。

こういった部分に気づいて、少しずつ矯正していくことで、

何かと至らない自分であっても、少しはまともに見えるようになるのではないか、

と期待しています。

自分にしかできない表現を見つけたい

1つの記事の仕上げに2時間かかるブログや動画投稿を続けられているのは、

自分にしかできない表現を探すのが楽しい、

と感じているからです。

先日上げた動画(リスケ対応)では、

いままでの良い子ちゃん的な振る舞いをなしにして、

「おまえはバカか」とか、

「ぶん殴ってやろうか」という表現を、

あえて削らずに残して、アップロードしてみました。

(たぶんそのうち、この動画は削除するでしょう)

これが、自分にしかできない表現、というわけではないのですが、

とはいえ、

思い立った表現は、実行して世に出してみたい、

という欲求が、わたしの中にはあります。

「やってみた動画」、みたいなものだと思います。

「おまえはバカか」は、

完全に税理士としての品位を損ねてしまっているので、

やっぱりちょっとだめだったかな、と思っているのですが、

それでも自分にしかできない表現を、探ってはチャレンジしていく、

というのが、

わたしにとっては根源的な欲求であると感じています。

まとめ

以上、情報発信を続ける理由について、書いてみました。

前述した理由に共感できる方は、

ぜひ、情報発信に着手することをお勧めしますよ。