税理士バッヂをつけない理由

お疲れ様です。

税理士の浅原です。

税理士をやりはじめて13年目ですが、

振り返ると過去一度しか、

税理士バッヂを付けたことがありません。

何かの機会に、1回付けただけです。

(何の機会かは忘れました)

税理士に限らず、士業の方は、

バッヂを付けるタイプとつけないタイプに分かれるみたいですね。

なぜわたしが、税理士バッヂをつけないのか、

理由を書いてみます。

この記事のために、机の中から出してみた。
失くしてなくてよかった。

確実に失くすから

上着に縫い付けるか、

何かしらの手段で上着に固定しないと、

確実に失くします。

それはもう、

過去の経験から、分かり切っていることです。

以前勤めていた会社でも、社章があって、

上着につけていたことがありますけど、

ふと気付くと、留め具がない、

バッヂ本体が、上着のピンの穴にかろうじて引っかかっているだけ、

ということが何度もありました。

問題は、

失くした後どうなるか、ですね。

社章のときもそうでしたけど、

失くすと、

交付元の団体にも自分自身にも、

負担がかかるんですよね。

失くしましたー、ごめんなさいー、という報告。

もう一回くださいー、という再交付の申請。

そして、受け取り。

以前の職場で何度か紛失して、

その都度再交付してもらって、

たしか2回目か3回目の再交付のときに、

「もうええわ」と思いました。

いくら注意したところで、

わたしにとってバッヂ紛失は回避不能なことだと悟ったので、

今後もつけることはありません。

税理士である前提で会うから

仕事で人と会うときは、わたしの場合、

「税理士として会う時」と、

「税理士以外の立場で会う時」の2つのケースがあります。

税理士として会うときは、

お相手はすでに「税理士の浅原」と認識しているので、

バッヂは必要ないと思っています。

お客様(お客様候補の方も含めて)は、上着のバッヂを見て、

「おお、ちゃんと税理士さんが来てくれた」

と認識するわけではないでしょう。

「税理士さんが、今日はバッヂをつけてるな」

と認識しているはずです。

税理士以外の立場で人と会うときは、

自分が税理士であると主張する必要はないので、

バッヂも当然必要ないですね。

まあですから、

やっぱりバッヂは必要ないな、

ということになります。

自分が税理士であることに、こだわりがないから

おかげ様で、しばらくの間、

税理士をやらせていただいています。

今後も、やっていける保証はありませんが、

やっていこうとは思っています。

なんだかんだと、

お客様のお役に立てている実感はあるので。

金儲けだけを考えたら、

責任のわりに、リターンの少ないこの仕事は、

しないでしょうね。

ですので、

いまわたしが税理士をやっているのは、

金儲け目的ではないのだろうと思います。

(なんか他人事みたいですみません)

とはいえ、税理士業を続けていくには、

利益が出ていないと継続できませんので、

ある程度の稼ぎは必要ですね。

まあ、続けていける分だけ稼げればいい、

という感じですね。

将来的に稼ぎが少なくなっても、

細々とでも税理士を続けていけるなら、

続けていこうと思っています。

でも、

生活ができないレベルになってしまったら、

別の仕事にシフトするだろうと思います。

そうなる前に、

何かしらのアクションはとっているでしょうけど。

つまるところ、

何か何でも税理士として成立させる、

という気はなくて、

「税理士としての活動が世間のお役に立てている間は、税理士でいよう」

というスタンスです。

そんな感じなので、

情報発信の内容も、ゆるくて雑多です。

これからもきっと、バッヂはつけない

結局のところ、

わたしにとって税理士バッヂは、

「つける必要性がなく、かつ、紛失リスクを負っているだけ」

という厄介なものなので、

これからも大切に、机の中にしまっておきます。

バッヂの裏には、シリアル番号
のようなものが書いてある。
やっぱり失くせない。